2024年度 国土交通省告示第1366号に基づく乗務員安全教育予定表 (R6.4月~R7.3月)
実施月 | 教育項目 | 内容 | 実施 |
4月 | 事業用自動車を運転する場合の心構え | ①日本経済を支えているという意識を持って運転する。 ②会社の代表という意識を持ち、明るい「あいさつ」をする。 ③トラック運転はリスクも高く、損害も大きいという意識を持つ。 ④一瞬の不注意による事故が社会に(会社に)大きな損害をもたらす ⑤他社に恐怖感を与えない運転をしよう | |
5月 | 事業用自動車の安全運行を確保するための遵守事項 | ①酒気残りを防止する為に適正飲酒を心がけ る。 ②日常点検を徹底しよう ③正しい運転姿勢は安全運転の第一歩 ④歩行者に安心感を与える運転をしよう。 ⑤踏切通過時に警報機が鳴ったら進入しない ⑥事故を起こすと免許停止となり職を失う事を 意識する ⑦煽り運転と思わるような運転をしない | |
6月 | 事業用自動車の構造上の 特性 | ①ミラーによる距離感の錯覚に注意しよう! ②左折時の自転車の巻き込みに注意しよう! ③トレーラーはツイストロック4点を忘れずに! ④運転席の高さからくる車間距離の詰めすぎに注意! ⑤発進時はリアオーバーハングに注意 ⑥雨天時の右折では右後方からくる歩行者の見落としに注意! | |
7月 | 貨物の正しい積載方法 | ①急ブレーキを踏まない運転をしよう! ②コンテナ後部ドアのロックを忘れないようにしよう! ③安易な積載は荷崩れを起こし、荷物事故を引き起こす! ④ツイストロックの確認 ⑤道路の継ぎ目の上下振動を意識する! ⑥空荷と積載時では車高が変わる点に注意! ⑦少しでも車を動かすときは、コンテナの状態に注意! ⑧片荷 | |
8月 | 過積載の危険性 | ①過積載は環境汚染の原因となる。 ②過積載は燃費が悪化しタイヤの摩耗を早める! ③悪質な過積載は懲役刑も! ④過積載は制動距離が延び、追突事故に直結する。 ⑤長い下り坂ではフットブレーキの使い過ぎに注意! ⑥タイヤの空気圧はこまめにチェックしよう! | |
9月 | 危険物を運搬する場合に留意すべき事項 | ①イエローカードの携帯! ②トンネル内では車間距離を意識してとろう! ③ガス輸送車は人の集まる施設などに駐車しない! ④液体を積んだタンクコンテナは横転事故に注意する! ⑤駐車時は輪止めを徹底する! ⑥路上に駐車するときは通行を妨げない場所に! | |
10月 | 適切な運行の経路及び当該経路における道路及び交通の状況 | ①大雨の日にはアンダーパスを避けて走行しよう! ②いろいろな情報を収集し安全な経路を選択しよう! ③登下校の時間帯にはスクールゾーンに入らない! ④トラックが通ると危ないと感じる場所は避けよう! ⑤信号のない交差点では相手の一時停止を期待しない! ⑥渋滞に巻き込まれても指定経路を外れない! ⑦大型進入禁止 | |
11月 | 危険の予測および回避な らびに緊急時における対応方法 | ①豪雪に遭遇したら無理せずに待機しよう! ②指差し呼称で安全運転意識を高めよう! ③高速道路でトラブルにあっても本線上をウロウロしない! ④「ハイドロ現象」を感じたら、ハンドル操作は厳禁! ⑤冬場はトンネル出口付近の凍結に注意! ⑥夜間の高速道路では路肩駐車の車に注意! | |
12月 | 運転者の運転適性に応じ た安全運転 | ①怒りの感情を運転にぶつけない! ②自分の悪い運転のクセを自覚しよう! ③自己中心的な運転はやめよう! ④運転中イライラしたら一呼吸おいて運転を! ⑤過去の経験からくる「思い込み運転」をしない! ⑥交差点からの発進時は渡り遅れの歩行者に注意! | |
1月 | 交通事故に関わる運転者の生理的及び心理的要因及びこれらへの対処方法 | ①アルコールは短時間では抜けません! ②危険な薬物には手を出さないようにしよう! ③眠くなったら無理をしないで休憩をとろう! ④長時間の連続運転はやめよう! ⑤薬を飲むときは決められた時間を守ろう! ⑥運転中は片方だけに注意を向けないで! ⑦風邪の予防と健康管理 | |
2月 | 健康管理の重要性 | ①健康に不安があったら精密検査を受けよう! ②余暇を楽しんでストレスを発散しよう! ③栄養バランスのよい食事を心掛けよう! ④高血圧の人は無理な運転をしない! ⑤薬は眠くならない(非ピリン系)ものを飲んでください! ⑥風邪の予防と健康管理 ⑦過労防止 ⑧熱中症を防ぐために、水分・塩分の補給を! | |
3月 | 安全性の向上を図るた めの装置を備える事業用自動車の適切な運転方法 | ①運転支援装置に係る事故事例 ②運転支援装置の性能及び留意点 ③運転支援装置の機能を理解して安全運転に活かそう ④自動ブレーキと勘違いしてわき見をしない ⑤クルーズコントロールに安心して居眠りをしない ①追突事故に結びつく「わき見」をしない! ②乗り込む前の後方確認で「バック事故」を防ごう! ③左折時、歩道の自転車の巻き込みに注意! ④高齢者と自転車の飛び出しに注意! |